家族史を自費出版する方法|家族の歴史を一冊の本に
更新日:10月2日
家族の思い出や、両親・祖父母から聞いた昔の話、写真、日記などを、一冊の本として残してみませんか。
家族の歴史は、時間が経つほど聞くことのできない話や、分からなくなってしまうことも増えていきます。
この記事では、家族の記録をどのように集め、整理し、自費出版で一冊の本にしていくのかを、分かりやすくご紹介します。

家族史を自費出版する意義
家族史を自費出版することには、写真や思い出を整理するだけではない意味があります。
・記憶を残す: 両親や祖父母から聞いた昔の話や家族の出来事を、次の世代へ伝えることができます。
・写真や資料をまとめる: 古い写真、手紙、日記など、家の中に残っている大切な資料を一冊にまとめることができます。
・家族で共有する: 完成した本を家族や親戚に渡すことで、それぞれが家族の歩みを振り返るきっかけになります。
ステップ1: 家族の記録を集める
まずは、家に残っている写真や手紙、日記、アルバムなどを集めてみましょう。すべての資料が揃っていなくても大丈夫です。手元にあるものから少しずつ始めることができます。
家族の話を聞いてみる
両親や祖父母、兄弟姉妹などに、昔の出来事や思い出を聞いてみましょう。何気ない会話の中から、本に残しておきたい大切な話が見つかることもあります。
子どもの頃は、どんな暮らしをしていましたか?
家族との思い出で、特に覚えていることはありますか?
昔の家や町は、どんな様子でしたか?
写真や資料を集める
古い写真や手紙、日記、年賀状なども、家族の歴史を伝える大切な資料になります。写真を見ながら家族に話を聞くと、忘れていた出来事や思い出がよみがえることもあります。
家族のアルバムや古い写真
手紙・日記・年賀状
戸籍や家系図などの記録
ステップ2: 集めた記録を整理する
写真や資料、家族から聞いた話が集まったら、どのような順番で一冊の本にまとめるかを考えてみましょう。最初からきれいに整理する必要はありません。まずは年代や人物、出来事ごとに分けてみると、本の形が少しずつ見えてきます。
時系列で整理
生まれた頃、子ども時代、学生時代、仕事、結婚や子育てなど、年代に沿って整理する方法があります。写真や出来事を年代順に並べてみるだけでも、家族の歩みが見えやすくなります。
テーマ別に整理
年代順ではなく、テーマごとにまとめる方法もあります。例えば、「家族の仕事」「昔の暮らし」「住んでいた町の思い出」「子育て」「趣味」など、一つのテーマを中心にまとめることで、その家族らしい一冊にすることができます。
ステップ3: 文章にしてみる
集めた記録や思い出を、少しずつ文章にしてみましょう。最初から上手に書こうとする必要はありません。思い出したことや残しておきたいことを、まずは自分の言葉で書いてみることが大切です。
自分の言葉で書く
難しい表現や立派な文章にする必要はありません。そのとき感じたことや、家族との会話、印象に残っている出来事などを、自分の言葉で書くことで、その人らしい記録になります。
そのときの気持ちも残す
出来事だけでなく、「うれしかった」「寂しかった」「あのときは分からなかった」といった、そのときの気持ちも書き添えてみましょう。年月が経ってから振り返ったとき、その言葉も大切な家族の記録になります。
ステップ4: デザインとレイアウト
原稿がまとまったら、本として読みやすい形に整えていきます。文章だけでなく、家族の写真や手紙、昔の資料なども、内容に合わせて配置していきます。
表紙デザイン
表紙は、その本に込めた思いを伝える大切な部分です。家族の写真や思い出の場所、ゆかりのある品など、その家族らしさが伝わるものを取り入れる方法もあります。
写真の配置
古い写真は、家族の記憶を伝える大切な資料です。文章の内容に合わせて写真を配置し、必要に応じて「いつ頃・どこで・誰と」といった短い説明を添えると、後の世代にも分かりやすい一冊になります。
ステップ5: Amazon KDPで本にする
原稿や表紙が完成したら、Amazon KDPを利用して出版します。電子書籍だけでなく、紙の本(ペーパーバック)として出版することもできます。
必要な冊数だけ本にできる
Amazon KDPのペーパーバックは、必要な冊数を印刷できる仕組みです。そのため、最初に何十冊、何百冊と印刷して在庫を抱える必要がありません。家族や親戚に渡したい分だけ用意することもできます。
電子書籍としても残せる
Amazon KDPでは、ペーパーバックだけでなく電子書籍として出版することもできます。紙の本と電子書籍の両方を用意しておけば、それぞれの読み方に合わせて家族の記録を残すことができます。
ステップ6: 完成した本を家族へ
完成した本を家族や親戚に手渡してみましょう。一冊の本を囲みながら思い出を語り合うことで、これまで知らなかった家族の話が新たに出てくることもあります。本をつくることは、記録を残すだけでなく、家族の記憶を次の世代へつないでいくきっかけにもなります。
家族や親戚に手渡す
誕生日や法事、家族が集まる機会などに本を手渡すのも一つの方法です。遠く離れて暮らす家族や親戚にも一冊届けることで、家族の記録を共有することができます。
電子書籍という残し方
Amazon KDPで電子書籍として出版すれば、紙の本とは別の形でも家族の記録を残すことができます。離れて暮らす家族や親戚にも、Amazonを通じて読んでもらうことができます。
まとめ
家族の歴史を一冊の本にするために、最初から立派な原稿が必要なわけではありません。古い写真や手紙、両親や祖父母から聞いた話など、手元にあるものから少しずつ始めることができます。
「家族の記録を残したいけれど、何から始めればよいか分からない」という段階でも大丈夫です。アトリエはやぶさでは、原稿づくりから編集・レイアウト・表紙制作、Amazon KDPでの出版まで、一冊ずつお手伝いしています。



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